のこぎり屋根の保存部分を手壊しで解体中(4) 搬出終了。そして「谷中のこ屋根会」発足

9月20日(金)正午過ぎに、保存部材の搬出を終えました。
もちろん、これからが大変なのだけど、とりあえずの大仕事を終えた面々です。
この日の作業協力者の集合写真。

左手からたてもの応援団の伊郷さん、山村さん、宮大工の川原くん、手壊し総責任者の坪井さん、曳六の佐藤さんと若い衆、頭の高野さん、クレーンを動かした古宮さん、搬出のトラックの間瀬さん。そして背広姿は今回の最大の協力者である澁澤倉庫の新井さんと八田さん。

ありがとうございました。
活用に向かって、これからもよろしくお願いいたします。

(撮影/山田しげるさん)
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この日、(仮称)谷中ののこぎり屋根を愛する有志の会 を改め谷中のこ屋根会としました。

のこぎり屋根の保存部分を手壊しで解体中(2)

今日はいよいよ三角形の骨組みを下へおろします。

写真上から

段取りの相談をする実測調査をした梅田さん、坪井建築事務所の坪井さん、曳六の佐藤さん、頭の高野さん。
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よみせ通り側の三角の骨組み。窓は下から滑車で開閉できるようになっていました。
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その窓の両側にあった滑車。木製です。
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リボン工場で使っていた灰皿。屋根に塗られていたのと同じ塗料なのかな。
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北側の窓枠。ここからやわらか光が織物工場内に差し込んでいました。
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(写真撮影/山田しげるさん)

のこぎり屋根保存部分を手壊しで解体中

こんな文字の書いてある野地板が何枚も出てきました。
野地板とは屋根材の下地材で、野地板の上にスレートがのり、野地板の下に垂木があります。
この文字は空に向いていて、建物があるうちに人の目に触れることはありません。
なんて書いてあるのだろう、何のために書いてあるのだろう。
いま、調べています。ご存じ方教えてください。

(撮影/山田しげるさん)
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谷中よみせ通り「のこぎり屋根」、構造のわかる骨組みを保存します。

よみせ通りののこぎり屋根の解体が始まりました。
無理を承知でお願いした部材の一部保存が聞き入れられ、明日から補足調査と保存部材の確認を始めます。
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ほんとうにうれしい! ありがとう!

のこぎり屋根工場の構造のわかる骨組み、北側の窓を保存し、藍染川沿いで活用するのが目標です。
ハードルは高いけれど、たくさんの協力者を得て前に進んでいます。

いまは毎日の交渉・調整に頭がいっぱいですが、
少しずつ経過を報告し、協力者に謝意を伝え、活用に向けて新たに動きはじめます。

「谷中ののこぎり屋根を愛する会」も発足させて、解体・保存・活用の資金も募りたい。そして、使い方のアイデアも出し合いたい。
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写真は解体の始まった1連の北側の窓です。
携帯電話で撮ったので見にくいですが、なんと、ここに明治のガラスが残っていました。すごいことです。