東京家政大学より「感謝状」をいただきました。 2021年7月26日

今年3月、東京家政大学博物館(板橋区)に収蔵された「谷中リボン・渡辺四郎コレクション」の寄贈者として、「谷中のこ屋根会」が渡辺学園・東京家政大学・東京家政大学博物館より感謝状をいただきました。

感謝状贈呈式(右から理事長、学長、博物館長)
感謝状贈呈式(右から理事長、学長、博物館長)

以下が全文です。


感謝状
谷中のこ屋根会 殿

 貴会は、谷中のこぎり屋根工場跡地より発見されたリボンの見本帳および書籍について、その保存や調査に惜しみなく力を注ぎ、このたび東京家政大学博物館に寄贈くださいました。
これら「谷中リボン・渡辺四郎コレクション」は、貴会の普及活動の甲斐あって、新聞紙上を飾り、産業遺産学会推薦産業遺産に認定される等、広く資料的価値が認められることとなりました。
今後、これらの資料を大切に保存し、活用を図りながら教育研究の資として永く世に伝えられるよう努めていく所存です。
ここに、その並々ならぬご尽力とご厚意に対し、深く感謝の意を表します。

令和3年7月26日
学校法人渡辺学園 理事長 菅谷定彦
東京家政大学 学長 井上俊哉
東京家政大学博物館 館長 手嶋尚人


国産リボン発祥の地(千代田リボン製織所跡)プレート

東京家政大学は和洋裁縫伝習所として1881年、建学の祖である渡邉辰五郎先生の自宅(本郷湯島)に開設された、140年の歴史ある学校です。「東京裁縫女学校」と改称されたのが1892年、その2年後の1894年に、今回の「谷中リボン・渡辺四郎コレクション」の見つかった谷中のリボン工場である千代田リボン製織の前身、「岩橋リボン製織所」が設立しました。
時間を超えて所縁ある博物館に収蔵され、されに研究され、近い将来、博物館で谷中のリボンたちに会える日を心待ちにしたいと思います。
東京家政大学:https://www.tokyo-kasei.ac.jp/

岡山県倉敷の「丸五」

大正大学で発行している『地域人』。72号に掲載されている地下足袋メーカー「丸五」ののこぎり屋根がすごいんです。

撮影:やまさきのりこ


創業は1919年(大正8)。岡山駅から快速マリンライナーに乗って15分で茶屋町駅に着きます。駅前に見える広大なのこぎり屋根。少し前までは敷地全体がのこぎり屋根がだったそうですが、創業100年を機に一部建て替え、それでもこの景色!

撮影:やまさきのりこ


もともと座敷足袋をつくっていた藤木伊太郎さんが、足袋に人力車の古タイヤを加工して縫い付けたのが地下足袋のルーツといわれています。それはそれは使い勝手がよくて、野良仕事に大工仕事、海女や飛脚の足を守り、大地を踏みしめる感覚が重宝されました。

撮影:やまさきのりこ


それから100年。足袋を履くことが少なくなった私たちは、もともと人間が持っていた足の機能をどんどん手放した。外反母趾や土踏まずがなくなるようなことにもなってきた。その足の機能復活を掲げて足袋型シューズをメイドイン倉敷でつくっているのが「丸五」です。

撮影:やまさきのりこ


数年前のNHK大河ドラマ『いだてん』で金栗四三役の六代目中村勘九郎の履いた播磨屋足袋のマラソンシューズは、この丸五本社工場で復刻されたものです。

撮影:やまさきのりこ

ぜひ雑誌も読んでください! 
地域人72号https://chiikijin.chikouken.org/chiikijin/%e3%80%8c%e5%9c%b0%e5%9f%9f%e4%ba%ba%e3%80%8d%e7%ac%ac72%e5%8f%b7

撮影:加藤晋平

株式会社丸五 https://www.marugo.ne.jp/

撮影:やまさきのりこ