欧化主義の中心地、東京の明治のリボン産業

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このたび調査の結果を産業考古学会論文集に投稿し、審査の上、受理されました。

のこぎり屋根工場の解体時に譲り受けた部材と文献資料を調査しました。共同研究者は5人(権上かおる、山﨑範子、菊池京子、真鍋雅信、吉田喜一)です。

今回の調査・執筆には、部材を預かっていただいている澁澤倉庫の真鍋さん、そもそも執筆を勧めてくれた東京都立産業高専の吉田さんの協力のもと、地元の千駄木や根津に在住して、在りし日の鋸屋根工場を長いこと町のランドマークとして愛おしく思ってきた女性3人があたりました。とにかく、慣れないことで四苦八苦、難産の末の成果です。

谷中、よみせ通りにあったのこぎり屋根工場は、明治27年(1894)築でありました。そして、日本で最初の洋式動力による絹のリボンは、この場所で織られたのです。今回の調査で、いままで東京都や台東区の歴史資料等では触れられていない、近代製織産業の胎動から黎明期の一端に迫ることができました。

ご興味のある方には、ぜひお読みいただき、ご感想、ご批判をいただければ幸いです。

◎論文の抜き刷りを実費160円+送料140円=300円でお送りします(+カンパも大歓迎です)。
◎また、しばらくの間、冊子『谷中の「のこぎり屋根』―藍染川ファクトリーライフ」(1,000円送料込)をお買い上げの方には付録として抜き刷りを同封します。

ご希望の方はE-mail:nokoyane@yanesen.com でお申し込みの上、切手または下記のゆうちょ銀行口座にお振込をお願いいたします。

振込先: ゆうちょ銀行 記号 10130 番号 73820451 口座名 ヤナカノコヤネカイ

今回の成果をもとに、リボン見本帳とリボン現品に焦点を当て、最終回(3回目)となる「谷中のこ屋根展—国産リボン発祥の地から」(仮題)を企画しております。

部材については限りある保存期間、また劣化しやすい絹リボンの現品や見本帖、渡辺四郎ノートなども、保存環境を早急に整える必要に迫られております。引き続き、歴史の証人とも言える部材及び資料の保存・活用に向けた活動への、ご支援ご協力いただけますよう、お願いいたします。

PDF 論文宣伝チラシ 論文宣伝チラシ

PDF 渡辺四郎コレクションから 渡辺四郎コレクションから


*ご支援のお願い:
これまでも多くのご協力をいただきながら、さらなるお願いに恐縮しております。カンパ(小額でも多額でも)は下記へのお振込みいただけましたら大きな力となります。どうぞよろしくお願いいたします。
振込先:ゆうちょ銀行 記号 10130 番号 73820451 口座名 ヤナカノコヤネカイ
(メールアドレスをお知らせください。会計報告をいたします)

問い合わせ 谷中のこ屋根会 E-mail:nokoyane@yanesen.com
〒113-0022 東京都文京区千駄木5-17-3 谷根千工房内
TEL 03-3822-7623(谷根千工房) 080-6670-0142(やまさき)