播州2日目は雪ではじまりました。寒いはず。
今日は午後からオランダのデザイナー、ペトラ・ブレーゼさんの講演会がメイン会場であります。ブレーゼさんの写真を見ると絶世の美女!昨日のファッションショーに続いて立ち見になりそうです。
さて、のこぎり屋根写真展も好評です。
播州織りは綿織物です。古くは長機木綿・長機縞と呼んだ播州織りの創始は、寛政四年(1792年)という史料がありました。
その後、縞木綿・播州縞と呼び、明治25年に多可(たか)郡縞木綿業組合ができました。最初の組合員は縞木綿機業者91名、組合長は来住(きし)兼三郎氏。この来住さんは、播州に初めて石油発動機で動かす豊田式力織機を導入した人でもあります。明治33年8月のことでした。
「播州織り」の言葉が用いられるようになったのはもう少しあとの、明治39年だそうです。こんなことを知ったのは、写真展の開場時間前に寄った郷土資料館で郷土史家の脇坂俊夫さんのお話を聞けたからです。
小高い丘にある童子公園の山上にある資料館の帰り、瓦屋根の大きな3連のこぎり屋根を発見。雪の中の見事な景色でした。
eightさん、夏から冬、東奔西走のご活躍ご苦労様です。風邪に気をつけて下さい。こちらは安田邸のウコンと格闘中です。