のこ屋根日記2

5月3日、愛知県一宮市起。そう、美濃路起宿でのこぎり写真展初日。
13時の会場と同時に大勢見えた来場者の中には、江戸末期に建てられた旧湊屋文右衛門邸(丹羽家住宅)の中を見てみたいという人も多い。

展示には、名古屋工業大学是澤研究室の学生たちと、この建物の保存活用を目指す湊屋倶楽部の全面協力あり。
昨晩は、湊屋倶楽部の代表の大島八重子さん(仲間は敬愛を込め「妖怪」と呼ぶ)と学生で用意したすき焼きパーティーとなった。

<谷中>・群馬<桐生>の鋸(のこぎり)屋根 吉田敬子写真展 in 美濃路起宿(おこしじゅく)

2010年5月3日(月・祝)~5月7日(金)
9:00~18:00(初日13:00より、最終日12:00まで)
会場 旧湊屋文右衛門邸/愛知県一宮市起字堤町33-1

愛知県尾張地区一宮市、ここは日本でも有数の織物の町。
今も現役ののこぎり屋根の下で、ガシャンガシャンと織機の稼動する音が聞こえてきます。
のこぎり屋根の棟数日本一! かもしれないここ一宮市起(おこし)で、
東京のど真ん中、台東区谷中にある明治生まれののこぎり屋根と、
世界遺産富岡製糸場を有する群馬県の、
美しさでは日本一の桐生ののこぎり屋根の写真を展示します。
木曽川沿いの美しくて静かな織物の町、美濃路起宿にお出かけください。

展示会場の旧湊屋文右衛門邸は、明治24年の濃尾地震に耐えた江戸末期の商家です。

【美濃路起宿】
東海道宮宿(熱田宿)と中仙道垂井宿を結ぶ約58キロの美濃路は、将軍家をはじめ大名、朝鮮通信使、琉球王使等が通った幕府直轄の重要な街道でした。
そのちょうど中間にある起宿は、木曽川を控え、美濃路七宿のうち最大の宿場でした。
【旧湊屋文右衛門邸】
湊屋は船庄屋を兼ねた有力な在郷商人で、享保十一年に藩から荷物問屋を認可され、江戸時代の物資の輸送路・木曽川による商品輸送、保管の差配にあたり、寛政ごろから尾濃綿織業の特産・縞木綿を商う仲買商人となりました。
(湊屋倶楽部パンフより)

◎美濃路起宿旧湊屋文右衛門邸へのアクセス
名古屋より
JR東海道本線尾張一宮駅または名鉄一宮駅下車
バスターミナル2番乗り場「起(おこし)」行き 濃尾大橋口下車徒歩3分

◎5月3日~9日(6日は休館)は一宮市尾西歴史民俗資料館ギャラリー(一宮市起町下町211)にて、「尾西地方ののこぎり屋根工場」の展示が行われます。主催は尾張のこぎり調査団。どうぞお楽しみに。
旧湊屋文右衛門邸から資料館は徒歩5分です。
詳しくはこちらをご覧ください。
http://www.city.ichinomiya.aichi.jp/division/rekimin/

主催 月刊「のこぎり屋根」編集室
http://www.nokoyane.com/ (創刊準備サイト)
〒113-0022 東京都文京区千駄木3-1-1 谷根千工房内(2010年12月まで)
03-3822-7623(T&F) nokoyane@yanesen.com

協力 湊屋倶楽部
名古屋工業大学是澤研究室
鈴木千里設計室
自由建築研究所
アトリエ・ヨシダ
谷根千工房